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このコーナーでは今までに栄養医学研究所に寄せられた質問と解答を集めたものです。
・1.牡蠣はミネラルなどの栄養豊富ですか?
・2.日本人の腸が長いのは何故?
・3.日本古来の食材は人にやさしいか?
・4.夏バテ解消の秘訣は何?
・5.牛乳以外にカルシウム補給は何がいい?
・6.老化抑制のための食事内容は?
・7.タバコを吸うとトイレに行きたくなるのは何故?
・8.偏頭痛の原因と解消に効果のある栄養素は何?
・9.食べ合わせって本当?
・10.梅干が頭痛にいいのは何故?
・11.目覚めを良くする栄養素は?
・13.コーヒーの飲みすぎは良くないか?
・14.オレンジジュースが冷え性に効くって本当?
・12.肌のトラブルの改善方法は?
・15.便秘の改善に効く栄養素は?
・16.爪を丈夫にする栄養素は?
・17.低血圧と冷え性を改善する栄養素は?
・18.ビタミンCについて
・19.合成ビタミンCは効果あるの?
・20.夏バテに効果のある食材は?
・21.女性ホルモンバランスの作用 むだ毛を抑える栄養素はある?
・23.子どもに飲ませないほうがいいサプリメントは?
・24.サプリメントはいつも食後に飲めばいいの?
・24.十二指腸潰瘍を改善する栄養素は?
・25.吹き出物を改善する栄養素は?
・26.紫外線から肌を守る栄養素は?
・27.パソコンで疲れた目にいい栄養素は?
・28.夏は汗が多くなり困ってますがいい栄養素はある?
・29.シルバーの装飾品は体に良くないですか?
・30.脂溶性ビタミンの弊害はないですか?
・31.アガリクスで癌が治るって本当?

1、牡蠣はミネラルが豊富に入っている食材とよくききますが、栄養素を十分に摂るにはどんな調理法が1番良いのですか?オイスターソースでも牡蠣の栄養は含まれるのでしょうか?他にミネラルが豊富なおすすめの食材はなんですか?
A,基本的にミネラルは水溶性で、熱にも比較的強い栄養素です。
牡蠣は下記の表にもあるように亜鉛、鉄分、マンガンなどのミネラルを豊富に含んでいます。中でもたっぷり含まれている亜鉛。亜鉛が不足すると味覚に異常がでやすいことは有名な話ですね。しかし、亜鉛には、皮膚の入れ替わりを促進したり、コラーゲンの生成を促したりと肌をすこやかに保つためにはなくてはならない栄養素です。つまり、シミや小ジワ、肌あれ対策には、欠かせない栄養素の1つ、美肌作りの栄養素といえます。また鉄分、銅が多いので貧血予防にもなり、より美肌効果がアップします。調理方法としては、不飽和脂肪酸が豊富なオリーブオイルなどを利用して軽く炒める(高温は避ける)などするのがいいと思います。オイスターソースにも牡蠣本来の栄養素の1部が含まれていると思いますが、加工の段階(蒸したときに)で亜鉛と鉄などは失われている可能性があります。
ミネラルが豊富なおすすめの食材はズバリ! アボガドです。
アボガドはスーパーフードとも言われ、ビタミン・ミネラルが豊富です。
ビタミンEについてはおそらく植物の中でも最強の食材でしょう。

牡蠣の栄養成分
宮城県漁業協同組合連合会資料より抜粋
アボガドの栄養成分

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2、日本人の体の機能の特徴として、「腸が長い」ことがありますが、「腸が長い」ことの機能的メリット・デメリットは何か?
「腸が短い」ことの機能的メリット・デメリットは何か?
A,本来日本人の腸は、欧米人に比べ長く、農耕民族だった日本人は食物繊維を多く常食していました。一方欧米人は、肉食が多く腸の長さは、短めです。この腸の長さの違いは、栄養物の消化吸収や、異物の排除に影響を与えます。
こんなに同じ人間でも違いがあるわけですが、現在の栄養学は、日本人用に考えられた物ではないのです。極端な例を言えば、草食動物である牛や馬に、肉食を与えても、育たないように、肉食動物に牧草を与えても育たないでしょう。これは極端な例ですが、これ位同じ人間でも食生活が違うという事です。
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3、私達の体が記憶している食べ物(歴史的に食べてきた食材)は、はやり最も栄養吸収が高いとみていいのでしょうか?
例えば、日本人の過去の食材(大豆やごま・日本茶など・・)による植物発酵食品は、栄養価も高くまた、解毒作用も期待できるのでしょうか?
A,発酵食品は今日のバイオテクノロジーの原点ともいえる日本独特の加工食品です。
現在の発酵食品は、もともと偶然できた産物で、その国の気候風土、産物、嗜好性が大きく反映しています。自然界にいる微生物が食材に混入し、その土地の気候が発酵の起こる条件であったことから、今までにない風味の食品が得られ、後試行錯誤によってさらに美味しく改良されて、現在に至っています。発酵とは、微生物およびそれらの酵素が有機化合物を分解し、人間にとって有益な物質をつくりだす現象で、発酵によって産み出された食品は人間にとって消化吸収し易い形状となり、また栄養価も高いと言えます。これと似たような現象で腐敗がありますが、腐敗は人間にとって有害なものがつくりだされる現象で、どちらも微生物が関与していることが特徴です。解毒についても、汚れた湖や池に微生物を投げ入れて浄化したり、化学工場での排水にも微生物を使って毒物分解して排水していることでも知られているように、酵母菌をはじめ乳酸菌、麹菌、枯草菌(納豆菌の親戚)などを使った発酵食品には消化・吸収・解毒を促します。また、ビフィズス菌などの善玉菌も解毒を促進し、体内での解毒分解、排泄物分解を促進します。
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4、夏も終わり、そろそろ夏ばてが出てくる頃です。最近では、疲労回復などで注目されているのが「黒酢」です。
様々な栄養素が入っていると聞きますが、とくに何が良いのでしょうか?
また、欧米で今注目されている「夏ばて解消」のためのものはありますか?(欧米でもお酢は注目されているのでしょうか?)
A,米国では、昔からアップルビネガーやアップルビネガーサイダーと言われる、いわゆるリンゴから作られた酢に体の機能を整える働きがあることが知られており、どの家庭にもだいたいアップルビネガーが常備されています。
リンゴ酢は、胃酸不足を補い胃液の分泌を促し、弱った胃を活発にしてくれます。またリンゴ酢にはカリウムが豊富に含まれ、むくみ顔にむくみ足にも効果的です。
黒酢、もろみ酢、ウコンきび酢など、酢がもてはやされており、特に夏バテに効果があると言われている所以は、クエン酸にあります。
夏バテの要因の1つは、急激に体温が上昇するような高温多湿の状態、および、高温多湿の状態が長く続くことによって起こります。人間の体は温度変化に対応するためには時間を要します。体温は、視床下部にある体温調節中枢がコントロールしています。暑さで体温が上がると、この中枢は皮膚表面の血管を広げ、皮膚にある汗腺に汗を出すように指示して体温を下げます。こうして血管が広がり、血液が多く流れるようになると、心臓は心拍数を増やして対応します。また、汗などで水分が奪われて血液の粘り気が増すので、心臓は一層頑張って働かなければならず、エネルギーを余計に使います。
人間はエネルギーを生み出すためには糖分が必要となります。
エネルギーを作り出す時、糖は炭酸ガスと水に分解されますが、このときに分解されずに残った物質が「乳酸」といわれる酸性物質になって体内に残り、体が酸性化して疲れる状態に至ります。
ここで、酢に含まれ、体の酸性化を抑える働きを持っているクエン酸登場します。クエン酸は「クエン酸回路」または「クエン酸サイクル」といわれるシステムの中で重要な働きをします。「クエン酸回路」は食べ物をエネルギーに代える、エネルギー代謝機能です。
胃や腸で消化・吸収された食べ物は、各細胞内で「ピルビン酸」となってクエン酸回路へ取り込まれます。この時、回路が順調に回転していれば、ピルビン酸がさまざまな酸に変化しながらエネルギーが生み出されていきます。
しかし、ストレスや疲労などでクエン酸回路の働きが鈍ってくると、ピルビン酸が効率よくエネルギーにかえられず、残ったものが疲労物質である「乳酸」として体内に蓄積されてしまいます。もともとクエン酸回路の一部であるクエン酸やリンゴ酸などの「果実酸」を直接摂取すると、クエン酸回路の働きが活発になることは良く知られています。これで乳酸はピルビン酸を経て再び回路にもどされ、エネルギーにかわります。これがクエン酸やリンゴ酸などの「果実酸」が疲労を回復するメカニズムなのです。
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5、牛乳の怖さについて、教えて頂きました。でも今現在、カルシウムといって注目されているのは牛乳です。
カルシウムが豊富なのは、ひじきなどがあります。
ひじきは、ミネラルバランスも優れており、カルシウムも豊富だといわれていますが、それ以外に、意外と知られていない食品はありますか?また、欧米でカルシウムといえば何が多く摂られていますか?
A,カルシウムが豊富な食材としては、牛乳は論外として、緑黄色野菜や種子(ナッツも)があがれれると思います。
ブロッコリもその1つで約100gのブロッコリには47mgのカルシウムが含まれています。米国では、カルシウムはやはりサプリメントで摂る習慣が多いです。
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6、老化(顔のしわなど)に効果抜群の食べ物や、組み合わせはなんですか?
A,米国でアンチエイジング(老化抑制)はポピュラーになっていますが、日本でも最近話題になっているホルモン補充やコロンセラピーも確かに評価され、1つの市場を築いています。
しかし、大半の国民がアンチエイジングを目的に実行しているのは、やはり食事の改善だと言えます。
米国のアンチエイジングを目的とした食事内容改善の10か条スローガンを紹介しておきます。
1.野菜と果物を食べること
1日に最低5種類の緑黄色野菜と果物を食べること
2.魚を食べること
1週間に2-3回養殖されていない冷水域の魚(タラ、サケ、ニシンなど)を食べる
3.お茶を飲むこと
抗酸化物質が豊富な緑茶を1日5杯飲む
4.大豆食品を食べること
1日に50-100gの大豆食品を食べる(豆腐・豆乳が最適)
5.カロリーを考えて食べること
6.悪い脂を食べないこと
不飽和脂肪酸が豊富なオリーブオイル、フラックスオイル、ボラージオイルを使う
7.肉を控えること
発ガン性物質(HCA:ヘテロサイクリックアミン)の摂取を避ける
8.アルコールは控えること
1週間に2-3杯程度に控える。飲むなら赤ワイン
9.糖分と炭水化物を控える
血管にダメージを与え、糖尿病を誘発する糖分(特に精製漂白されたもの)を避ける
10.ニンニクを食べること
血管と脳の細胞の老化を防ぐ
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7、たばこを吸うと便通をもよおす人がいますが、なぜですか?
A,タバコに含まれるニコチンが胃や腸を活発にしてくれると言う作用があります。
したがって、タバコを吸うと便意を催すことがあります。でも、成人には仕事などで社会的な立場で時間に縛られることが多くていろいろな影響が排便には関係しているので、「タバコを吸うとトイレに行きたくなる」という思い込みや、それが毎日の習慣として自分自身が思ってしまったことによる「条件反射」と考えられているようです。
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8、偏頭痛が頻繁に起こる為、よくおこる人の原因と改善策を教えてください。
A,偏頭痛の原因には、栄養素不足、アレルギー、ホルモン変動、ストレス、遺伝など、さまざまなものがあげられます。
治療に使われる薬には非常にきついものが多いようで役に立たないことがよくあります。
栄養素では、カルシウム、マグネシウム、ビタミンB3,ビタミンC,ビタミンE、およびアミノ酸のチロシン、グルタミンが改善効果がああります。
ハーブでは、ラベンダー、フィーバーフュ―、ミント、ローズマリーが最もポピュラーなハーブで、米国では偏頭痛の女性の常備ハーブとなっています。
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9、すいかと天ぷらを食べるとお腹を壊すとか、魚の焦げを食べると癌になるなど、本当なのでしょうか。
A,てんぷらとスイカ、ウナギと梅干など、食べ合わせ(食い合わせ)が悪いと言われる所以は、中国の陰陽五行説で食べ物を陰と陽に分類した事に端を発し、江戸時代の「養生訓」の中に書かれている食い合わせが一般に伝えられてきたもののようです。
しかし、これらの食べ合わせに関しては医学的な根拠に乏しく、2種類の食品に含まれている成分が組み合わされることで人体に害を及ぼしたり、何らかの症状を呈すると言うことはないようです。ただ、食品衛生的に好ましくない、または、食べすぎを戒めるものとして考えるとなるほどと思える点も認められます。
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10、先日、時計のバンドから皮膚吸収をすることを知りましたが、喉にねぎを巻く、こめかみに梅干しを張るという療法(?)も皮膚吸収によるのでしょうか?
A,こめかみに梅干しを張ると頭痛が治るという背景には先に話しましたクエン酸の作用によるもので、無論皮膚から吸収されてクエン酸が働くためです。

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11、十分な時間の睡眠が取れないときでも、朝の目覚めをよくする食べ物はありますか?
A,クエン酸はエネルギーの代謝を促進するので、朝1番に飲む柑橘系の果物(100%果汁)や、梅干なども眠気さましには効果があるでしょう。

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12、膚のトラブル(アトピー、ニキビ、乾燥、老化、シミ)に関する各改善方法を知りたいです
アトピー体質の背景には、いくつもの栄養素の不足が隠されています。アトピー体質の改善をしっかりとサポートする栄養素を考えるた食事とサプリメントが必要です。
・ビタミンA(カボチャ・マスタード・レタス・ニンジン・サケ肝油など)
ビタミンAが不足すると皮膚や粘膜の上皮細胞や角膜細胞が乾燥して角質化する障害が起きます。健康な皮膚は,油分のコーティングがあるからこそ、みずみずしい状態を保てるのです。この大切な皮脂をつくるのに欠かせないのが、ビタミンAです。
また、ビタミンAは体内に入った毒素やステロイドの排泄を促す作用があります。これによって自分の体でステロイドを合成できるようになり、副腎が正常に機能しはじめます。
・ビタミンC(ロースヒップ・アセロラ)
ビタミンCはコラーゲンの生成とその機能維持、皮膚組織の形成と傷ついた組織の修復をする働きがあります。また、有害活性物質の除去(抗酸化作用)を行います。さらに酸化
されたビタミンEを再生するほか、細胞の増殖、血中酸素濃度の調節、ストレス緩和、抗ヒスタミン作用があります。
・ビタミンE(大豆、玄米)
ビタミンEは小腸からリンパに吸収され、血液で肝臓に運ばれ貯蔵されます。過剰に摂取された場合には尿から排泄されます。不足するとホルモンバランスが崩れます。アトピー患者はステロイドの投与によってホルモンバランスが崩れることが知られていますので天然のビタミンEをサプリメントで摂取することが不可欠です。
・ボラージ油(ボラージの種から抽出)
γ―リノレン酸を豊富に富む脂肪酸です。アトピー患者の多くが体内で合成できない皮下脂肪のコラーゲン層の育成には欠かせない成分です。
・フラックス油(亜麻の実から抽出)
α―リノレン酸を豊富に富む脂肪酸です。アトピー患者の多くは皮膚のコラーゲン層から多量の水分が放出されます。α・γ―リノレン酸はアトピー患者の皮膚再生に不可欠な成分です。
・亜鉛、銅ほかミネラル(牡蠣)
亜鉛、銅のミネラルが不足すると皮膚の炎症を起こしやすくなり、傷の回復が極めて遅くなります。炎症緩和、湿疹・皮膚傷、潰瘍の改善にはこれらのミネラルは不可欠です。
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13、コーヒーを一日に何度も飲むとよくないと聞いたのですが、どう体に悪いのですか。
A,コーヒーに含まれるカフェインは薬でも使われるように、神経系統に影響をもつ物質です。
疲労回復、うつ状態の改善を助ける反面で、パニックや恐怖をコントロールする神経中枢に悪い影響を与えることがあります。
カフェインの過剰摂取は、頭痛、女性の乳細胞の繊維化(癌を誘発)、また重要な栄養素であるイノシトールとビオチンの欠乏を招くことがあります。健康な人の場合、1日あたり200mg以上のカフェインは過剰摂取と考えられています。

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14、先日TVで、オレンジジュースは冷え症に良いといっていました。
本当に効果はあるのでしょうか?
もっとも効果的な飲み方は、ありますか?
例えば、朝一に飲むとか、食後に飲むとか…、グレープフルーツジュースではだめなのでしょうか?
A,オレンジにはカロチノイド、バイオフラボノイド、およびビタミンCが含まれており、血中コレステロールを低下させ、血管の垢である動脈瘤を減少させてくれる作用があるほか、血管を拡張させる作用があります。冷え性は先に説明したように、血液の流れをよくしてあげることで改善が可能です。その意味ではオレンジジュースの効果は期待できるかもしれません。飲むタイミングですが、朝寝起きに飲むのことが一番効果が高いでしょう。
ただし、グレープフルーツ(特に種)は高血圧改善薬を服用している人は充分注意してください。
人が薬を服用すると、肝臓などを中心に薬物代謝酵素が働き、薬を無毒化しようと します。ところが、カルシウム拮抗薬をグレープフルーツやその加工製品といっしょに服用した場合、グレープフルーツに含まれる苦みの成分が原因でお薬の効果を高めてしまいます。
特に皮に多く含まれる成分ですのでジュースで服用しないようにしましょう。グレープフルーツによって、この酵素(チトクロームP450という酵素)の作用が抑制されることがあるのです。その結果、薬がうまく分解されず、薬の作用が強く出て、血圧が低下しすぎる恐れがあります。そして、副作用発現の原因ともなりかねません。同様の作用はザボン、ボンタン、ナツミカンでもみられますが、それ以外の果実製品(オレンジジュースなど)では問題はありません。
主なCa拮抗薬をあげると以下の様になりますがすべてを網羅するわけではありません。以下の表で*印のついたカルシウム拮抗薬はグレープフルーツの影響は殆ど受けないとされています。
商品名リスト
ノルバスク・アムロジン・ベック・サプレスタ・ランデル
シナロング・アテレック・ペルジピン・バイミカード
バイロテンシン・アダラート・セパミット・ニバジール
ヒポカ・スプレンジール・ムノバール・コニール
カルスロット・ヘルベッサー・ワソラン
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15、私は、便秘で、いっぱい水分をとっても、いっぱい氷を食べても、便秘です。
体内年齢を若くする目的として腸を元気にするために、ヨーグルトを食べるようにと言ってました。
でも、私は、ヨーグルトが苦手です。ヨーグルトを食べなくても良い便秘解消方法教えてください。
A,便秘によって腸内細菌のバランスが崩れること原因です。
便秘をすると腸内で水分が吸収され過ぎて、善玉腸内細菌と言われている乳酸菌の住む環境が悪くなります。また、下剤などで強制的に排便を促すことも腸内細菌のバランスが崩れる原因になります。
便通もよく腸内環境が整っていれば善玉腸内細菌が多くなり、腸が刺激を受けて排便が促されます。腸内細菌の種類と年齢の関係を見ると、乳幼児に多いビフィズス菌が老年期になると少なくなり、逆に有害菌が増えます。同様に、健康な人の腸内を調べてみますと、ビフィズス菌をはじめとする様々な細菌が、バランスよく住みついています。しかし健康がそこなわれると、とたんにそのバランスが崩れることで有害菌が増加し老化が促進されます。
アルファルファ以外の身近な食材ではリンゴ(ペクチンが含まれる。1日1個)とニンニクでしょう。
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16、私の爪は小さい頃から薄くて割れやすいんです!
伸ばしてキレイにマニキュア塗りたいのにいつもどこかの爪が折れちゃって途中で断念しなくてはならないんです。
割れると2枚爪になったりします・・・。
なんとか爪を強くする方法ないですか?教えて下さい!
A,ビタミンA、B群、C、E、ケルセチン(フラボノイド)、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、マンガン、鉄、ケイ素
特に、ビタミンB群とケイ素、亜鉛は折れ難い爪を造るために重要な栄養素です。
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17、冷え性で低血圧です。
だから化粧をするとかなり顔色が悪く見え、いつも自分ではきれいに化粧したつもりでも『なんか顔色悪いよ、大丈夫!?』って。
自力で治したいです!良い方法あれば、教えて欲しいです!
A,低血圧であると言うことは、心臓が血液を送りだす力が弱いということです。
送りだす力が弱ければ、全身、特に末端の手足に送られる血流量が少なくなるので体温が上がり難くなります。
栄養素と適度の運動が効果的です。
栄養素としてはビタミンE、ビタミンC、セレン、ビタミンB1、鉄、食材ではショウガに体温を上昇させる作用があります。鮫の肝油エキスであるスクワレンも効果があります。
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18、ビタミンCについて教えてください!ビタミンCが肌にいいって聞いたので買いに行こうとおもっているのですが、薬局にたくさんビタミンC売ってますよね。
どれを選ぶのが一番いいのか悩んでいます。
A,医薬品で使用されているビタミンCはほぼ100%アスコルビン酸(合成)です。
したがって、医薬品とサプリメントのビタミンCの違いはありません。むしろオーガニックなのか合成なのかの問題を考えるべきです。
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19、合成ビタミンCって何?
最近、日本でもアスコルビン酸ということばが一般的になってきまて、多くの雑誌や本でビタミンCとアスコルビン酸はイコールのように言われています。
しかしながら、ビタミンCはアスコルビン酸とイコールではありません。アスコルビン酸はビタミンCの包んでいる殻のようなもので、言ってみればアスコルビン酸はミカンの皮で、中の実がビタミンCです。ビタミンCにはバイオフラボノイドと言う色素類やチロシンナーゼと言う酵素が含まれていて、ビタミンC本来の働きで重要な成分はこれらの成分です。
皆さんが今飲んでいる「ビタミンC」のボトルを見てください。もし成分表示に「ビタミンC」としか書かれていない商品はあまり信用できるものではないでしょう。表示内容に「アスコルビン酸」と書かれている商品でもアスコルビン酸の量が全体の80%以上を占めている商品の場合、残念ながら今あなたが飲んでいるのは「ビタミンC」の1部であって、完全なビタミンCではありません。
アスコルビン酸はビタミンCを構成する部品の1つではありますが、ビタミンCそのものではないということです。
・ビタミンB群の真実
合成品とオーガニック品によって作用の違いの大きいものにビタミンB群があります。
こんな話をすると、急にお腹が痛くなる方が出るかも知れませんが、多くのビタミンB群の原材料は、コールタールと言ったら驚きますよね。でも、比較的多くのビタミンB群の着色剤にはコールタールが使われています。
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20、夏バテしているときに元気がでるような食べ物にはどのようなものがありますか?
A,一般に言われる「夏バテ」の考え方には2つあります。
1つ目は、ミネラル、特にナトリウムとカリウムという電解質のアンバランス、2つ目は、胃酸の問題です。
電解質であるナトリウムとカリウムは、汗や尿によって体外に排泄されますが、気温があがり、湿度が上がることによって、汗とともにナトリウムとカリウムが排泄されます。この2つのミネラルは、人間が生きていくためには重要なミネラルの1つで、アミノ酸からタンパク質を合成したり、炭水化物からエネルギーを代謝させることにも関わっています。したがって、この2つのミネラルが汗で体外に排泄されるままになっていると、エネルギーを生み出し難い状態になります。
夏バテを防止するためには、ナトリウムとカリウムが多く含まれる食材を多く摂るべきでしょう。ナトリウムが多く含まれる食材は、魚介類、赤身の肉、セロリ、大豆および大豆加工食品、カリウムが多く含まれる食材は、ホウレンソウ、パセリ、レタス、トマト、ブロッコリ、ジャガイモ(特に皮の部分)、ヒラメ、イワシ、タラ、バナナ、リンゴ、アボガドです。

2つ目の胃酸の問題は、水分の摂りすぎと発汗作用のアンバランスによって起こるもので、食欲不振の原因のほとんどは、お腹がすいていても体のなかでは胃酸の生産が上手くない状態であって、ものを食べる準備ができていないことによるものです。これを改善するためには、食前にレモン果汁を水で薄めたもの(糖分の含まれる清涼飲料水はダメ)、または、お酢(リンゴ酢がいい)を水で薄めたものを飲むといいでしょう。
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21、生理痛や生理不順などの悩みを抱えているのですが、女性ホルモンのバランスがくずれていることが原因とよく聞きます。
これもコレステロールが関係してくるのですか?
食事で気をつける点はありますか?
A,PMSの1つですが、大豆のイソフラボンに含まれるダイゼインとゲニステインという物質(バイオフラボノイドと呼ばれるものでトマトのリコペンやブルーベリーのアントシアニジンと同じ)には、女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンと同じような働きをする性質を持っていますので、大豆食品を多く食べることをお勧めします。
PMSというのは、英語のPre Menstrual Syndromeの頭文字で、日本語では「月経前症候群」や「月経前緊張症」などと呼ばれています。日本においてはこのPMSという病気に対する知識浸透度がアメリカなどに比べて驚くほど低いのが現状で、女性でも知らないという人が大勢います。きちんと対処すればかなり改善するのですから、知らずに苦しみつづけている、というのはあまりにも辛いことです。

人によってはこのPMSを生理と同じように、女性ならば誰にでも起こりうることであるから病気ではないと主張される方々もいます。しかし、日常生活に支障を及ぼすほどひどいPMSは決して快適なものではありませんし、きちんとした治療の対象となります。PMSはreproductive age(生殖可能年齢)の全女性のうち、程度の差はあれ60%近くの現代女性が何らかの形で経験しているという非常にポピュラーな病気です。PMSの症状には大きく分けて頭痛・腰痛・腹痛・むくみ・乳房痛その他などといった「身体症状」とイライラ・ゆううつ・キレる・だるいなどの「精神症状」の2つがあり、確認されているだけでも150以上の関連症状があります。生理が不順でなければPMSも毎月なってしまう可能性が高く、その度に手を変え、品を変え、様々な症状が襲ってくるのですから女性にとっては大変です。このPMSになるのは排卵が済んでから生理開始の間までですが期間の長さは人にもよりますし、その時々の体調などにも左右されますがだいたい生理前10日間から一週間くらいです。生理が一旦始まってしまうと、ものの見事にそれは治ります。

PMSの原因はまだ不明な点が多いのですが、ホルモンのアンバランスによるものと理解されていおり、何らかの形で、黄体ホルモンと、排卵はPMSに影響しているようです。ただし、PMSは無排卵の女性には見られません。というわけで逆の見方をすれば、他の不妊の原因があるのでなければ、PMSが発症するというのは、体が成熟していて妊娠可能な健康体である証拠、とも言えます。また同じPMS患者と言ってもその症状の強さは非常に個人差があり、さらに同じ人でも体調やストレスの度合いによって毎月症状の強さはまちまちです。

ストレスや過労などが症状を激化させることはよくありますが、排卵がある女性ならば誰にでも起きる可能性はあります。ちなみに英語では日常生活に多大な悪影響が出るほどのひどいPMSはPre Menstrual Disaster(PMD)と呼ばれることもあります。原因不明・症状も毎回違うため、現医療では対症療法がほとんどです。痛ければ鎮痛剤を、キレれば精神安定剤をというところですが、症状がさらに悪化した場合には注射を打って半年ほど排卵を止めるという方法や、ホルモン補充療法もあるそうですが、ホルモン補充療法は乳がんの危険性などの副作用(下記参照)が懸念されており、米国では20%程度しか普及していません。

* ホルモン補充療法と乳がんについて
ホルモン補充療法と乳癌の関係についてアメリカで行われた研究によると、エストロゲンを20年以上内服していた女性では、乳癌の発生率が50%も高いといわれており、他の研究でも同じような結果が出ています。スウェーデンではホルモン補充療法を受けていた女性23,000人を対象にした研究が行われました。その結果、ホルモン剤を服用していた女性では、やはり10%ほど乳癌の発生が高いことが示されました。ここ数年、ホルモン補充療法と乳癌の発生に関する研究がより詳しく行われており、ホルモン補充療法を9年以上行っていた女性では、そうでない女性に比べて乳癌の発生率が70%も高いといわれています。子宮癌ではプロゲステロンを併用すると発生率が低くなりますが、乳癌ではそういう効果はみられないようです。もともと乳癌になりやすい素因を持っている人にエストロゲンがさらに悪さをするかどうかは、まだはっきりしていません。しかし、すでに乳癌になった人は、ホルモンの補充療法は行わないのが普通です。
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22、抑毛効果を高める食べ物について教えてください。
A,ご存知のように多毛症など、女性に現れる男性様増毛作用は、ホルモンのアンバランスによるものが少なくありません。
このほとんどが男性ホルモンの「アンドロジェン」というステロイドホルモンの過多によるものです。
ほとんどの場合、外部から薬やピルなどによってこのホルモンが過多になります。また、多嚢包性卵巣症候群(PCO)という病気(上手く排卵できずに卵巣内にたまってしまう状態)によって「アンドロジェン」が過多になることもあります。PCOの自覚症状には慢性的な生理不順もあります。

多毛症の原因
1 体質的な多毛症 (特発性多毛症)
2 副腎の異常 (先天性副腎過形成(副腎酵素欠損症)、クッシング症候群、副腎腫瘍など)
3 卵巣の異常 (多嚢胞性卵巣症候群、卵巣腫瘍など)
4 下垂体の異常 (プロラクチン過剰、成長ホルモン過剰)
5 薬剤の副作用によるもの (ステロイド、抗けいれん薬など)

多毛症を改善する食材としては、ビタミンB群が多く含まれる、全粒小麦、ブロッコリ、海藻類に加えて、精製砂糖、カフェインは避けるべきです。

栄養素としては・・・
・ビタミンB5・ビオチン・イノシトール・PABA(パラアミノ安息香酸)・カルシウム(クエン酸カルシウム)
・マグネシウム・セレン・マンガン・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンA(βカロチン)・フラックスオイル
(オメガー3脂肪酸)・ボラージオイルまたは月見草オイル(オメガー6脂肪酸)
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23、子供が飲むと良くないサプリメントはあるのでしょうか?
A,あります。
ビタミン・ミネラルは子供だけでなく成人でも過剰摂取したり、飲み合わせや量を間違えると作用効果が半減するもの、また副作用を示すものがあります。
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24、『 サプリメントは空腹時に飲むのが一番効果的ですよ』と一律に説明する健康食品会社が多いのですが、アイテムによって使い分けする必要性はないのかをお尋ねします。
A,もちろん、種類や症状によって飲むタイミングを替える必要があります。
例えば、アミノ酸サプリメントは空腹時に飲まないと効果がりませんし、1部の酵素は食時の最中に、また、胃酸の少ない日本人の場合は食後に飲まなければ作用しないサプリメントがあります。
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24、私は慢性の十二指腸潰瘍と診断されたのですが、そういう人が飲んだら良いサプリメントはあるのでしょうか?
A,十二指腸潰瘍を改善緩和させるサプリメントとしては、ビタミンA,ケイ素、ビタミンC、乳酸菌(アシドフィルス)、ビタミンE、オメガー3(必須脂肪酸)、システイン(アミノ酸)が一般的に使われます。

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25、いつも肌に吹き出物ができるのですが、携帯すると良いサプリメントはありますか?
A,ビタミンC(ケルセチンが含まれたもの)、亜鉛がいいでしょう。

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26、私は紫外線過敏症で、日差しの強い日などに外出から戻ると、手の甲や肩などが赤く火照ってしまい夜になってもなかなか治まりません。
化粧水などの外的な処置方法以外で、なにか紫外線に抵抗力をつける栄養療法はありませんか?
A,ビタミンA、C、Eとともに、CoQ-10、亜鉛、銅、セレンが効果的です。

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27、長時間パソコンなどを操作すると、まぶたがぴくぴくして気持ち悪いのですが予防するサプリメントはありますか?
A,GLA(γ―リノレン酸:タラの脂)、亜鉛、ビタミンA、月見草オイルがいいと思います。 

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28、私は夏になると汗をかきすぎるので、ポロシャツなどの軽装しかできません。
なにか栄養療法として良策はありますでしょうか?
A,体温の調節機能が少し崩れているのではないでしょうか。
生理痛、月経前症候群のような経験があるのであれば、ホルモンバランスをチェックしてみる必要があります。そのうえで最適なサプリメントまたは天然ホルモンを考えてみるべきです。
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29、銀のピアスや指輪をいつもしてますが体によくないでしょうか?
A,銀は人間の体にとっては必要なミネラルではありませんが、最近の研究ではわずかながら人間の体には必要なミネラルである可能性が報告されています。
多量の銀が体内に存在する場合には肝臓に蓄積されますが、この場合、急性または慢性的な腎不全をともなうことが報告されています。
通常吸収された銀は、胆液、及び、ふん便によって排泄されます。
銀は、銅、セレン(セレニウム)と相互に作用します。特に銅の場合、銀が銅の吸収代謝を妨害することによって銅欠乏を来すことがあります。また、多量の銀を摂取した場合、または、曝露によって、細胞組織内の銅を著しく低下させます。
同様に銀は、セレンと相互に作用します。銀はセレン毒性(セレンは免疫活性に必要なミネラルですが多量摂取は体内毒となります)を緩和します。また、一方で銀は、セレンが関与する酵素やグルタチオンの形成を促がし、セレンとビタミンEの欠乏症を招くこともあります。銀は、自然の土、植物、及び、動物組織に存在ています。

・曝露の原因として考えられる理由:
環境中の汚染された不純物、鉱物、水、銀食器からの銀被爆が考えられますが、最も疑われるのは、歯の治療で用いられたアマルガムの詰め物です。アマルガムを詰める際に使用されていた微量の銀が、だ液中に析出し、血中に流れ出すことがあります。また、多くの銀装飾品を頻繁に身につけることによって体内への銀蓄積も考えられます。

・兆候
銀化合物、または、銀塵埃にさらされた産業労働者の場合、銀が皮膚や毛髪から、また呼吸によって肺から体内に入り、これが慢性的になると銀中毒症状を呈します。
セレンおよびビタミンEの欠乏状態に陥った場合には、免疫活性の低下が考えられます。また、多量の銀が神経の伝達物質阻害をまねき、記憶障害・言語障害になる場合もあります。

・考察
もし、今の仕事が銀を扱う内容で長期の曝露が疑われる場合には、銀を遠ざけることをお勧めします。また、過去に歯の治療でアマルガムを詰めているのであれば、歯科医に相談することをお勧めします。
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30、脂溶性ビタミンは、成分の抽出過程で「化学物質」を使う必要があるとの事ですが、そのサプリメントを常用することで、逆に体に物質が蓄積されたり、害をおよぼす可能性はないのですか?
A,量的には多量ではありませんが、長期間使用することによって、解毒機能を持つ肝臓や排泄機能を持つ腎臓に影響を与える可能性はあります。

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31、アガリクスで癌が治るって本当?
私どもの研究所へ比較的多く寄せられる質問の中に「アガリクスなどで本当にガンが治るのでしょうか?」と言うものがあります。最近、新聞や雑誌を開けば目にしない日はないコピーです。確かに、医学的研究でもアガリクスなどキノコから抽出された成分がガン細胞の成長を抑えると言う報告がされていますが、ここで間違えてはいけないのは、アガリクスやプロポリスがガンそのものの成長を抑えるのではないと言うことです。

本来人間には、体の中に入ってきた異物や、体の中に発生する異物を取り除き、常に安定した状態に保つ働き「自然治癒力」が備わっています。このメカニズムは多種多様に富み、現在も研究が進められているところです。キノコやプロポリスには、このような人間が本来持っている自然治癒力を刺激し免疫力を増強させる作用があり、自分の体の細胞が変化してできたガン細胞を排除するする働きを持つ白血球やリンパ球の仲間の活動を活発にすることができます。しかし、ガン細胞を直接たたく働きを持つ白血球やリンパ球は、約70兆個もある我々の細胞が作り出すもので、この細胞の働きが十分でないところへ、いくら免疫力を増強させる健康食品を飲んでも、一般的に言われている効果は期待できないと思います。10年以上まともに体を動かしたことのないお父さんが、いきなり子供の運動会でリレーに出て力の無さを痛感するのと同じで、それぞれの細胞が担うべき役割をいつでもまっとうできるように、日常の食生活の中で必要な栄養素を十分に摂取していなければ、免疫力を増強させる物質の効果は半減してしまいます。

とかく日本人は、事がおきてからでないと真剣には考えない国民性があるようで、その時になってはじめて何かをあわてて摂取しても、駅の売店でドリンク剤を飲むのと同じで、気休めになるどころか、場合によっては体に悪影響を与えてしまうだけです。

読者の皆さんの中には、すでにアガリクスやプロポリスなどの免疫力を向上させる作用を持つ健康食品を愛用されている方が少なくないと思いますが、もし免疫力を増強させる効果を今よりも期待したいと思っているのであれば、まず日常の食生活に気を使い、必要な栄養素を十分補給し、1つ1つの細胞の働きを高めることを考えてください。

もう1つ大切なことは、以前このコラムでも紹介しましたが、栄養素であれば何を摂っても言いと言うわけではありません。まずはご自分の体内環境がどのようになっているのか、栄養素の過不足や、食物の消化や吸収を妨げる重金属など有無、さらには、せっかく食べたものが上手に消化することができる体質なのかを調べることが非常に重要だと言えます。

免疫力を高めておくことの必要性は何もガン予防だけではありません。皆さんの中には1年に1回も病医院に出入りしないと言う方は少ないと思いますが、患者として病院に行くことは無論のこと、友人知人のお見舞いで病医院に出入りするがあるでしょう。オープンな形をとっているほとんどの日本の病医院では、待合室や病室での感染という事態は少なくありません。腰が痛くて通院したのにインフルエンザをもらって帰ってきたということは他人事ではないと思います。このように、我々の体は常に異物の進入の危険にさらされていると言っても過言ではありません。細胞が正しく働きこのような異物やウィルス、細菌の進入に対して、免疫が正常に働き、排除してくれるようにするためにも、栄養素のことを今一度真剣に考えてみてください。
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