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黄班変性の改善にビタミンD                        栄養医学研究所 2014年10月27日

黄斑変性のテーマです。
ここ数年で、日本デモ頻繁に話題に取り上げられる症状が黄斑変性症だと思います。
日本では、男性は女性よりも約2倍、黄斑変性症にかかりやすいと
いわれていますが、欧米では、女性のほうが黄斑変性症にかかりやすいと言われています。
今回はビタミンDと黄斑変性についてです。
ビタミンDが黄班変性の発症リスクを軽減するという発表があった
のは、2011年4月に眼科の専門雑誌(Archives of Ophthalmology. 2011 Apr; 129(4):481-9)でした。
ビタミンDの摂取によって、年齢が高くなるにつれ発症頻度が高ま
る、加齢性黄班変性(AMD:Age-related Macular Degeneration)の発症リスクが低下するという報告です。
1313人のボランティア女性を対象に行われたこの調査では、全
員の血液中のカロテノイド、ビタミンDを含むいくつかの項目が検査されています。ビタミンDについては、血液中ビタミンD(25-OH vitamin D)の検査および、日常の食生活からどれくらいのビタミンDを摂取しているかのヒアリングアンケートを行っています。
調査の結果、黄班変性の症状が出始めた初期段階、特に50歳前後
の人では、ビタミンDの体内の濃度および摂取量には、顕著な関係は見出せませんでしたが、黄班変性の進行状況とビタミンDの摂取には深い関係があることがわかりました。年齢が75歳以下で、黄班変性の症状が現れはじめた段階から、ビタミンDを積極的に摂取することで、その後の黄班変性の進行を防ぐだけでなく、若い段階からビタミンDを意識して摂ることによって、加齢に伴う黄班変性の発症リスクを抑えることができると考えられます。
ちなみに、この数値が、15ng/ml(38nmol/
l)よりも低い状態が継続している場合には、黄班変性の発症リスクは高まるということです。
ビタミンDは紫外線に浴することによっても人間の皮膚の下でつく
られるビタミン、と言うよりもホルモンに近い物質です。したがって、サプリメントや食材から摂取するビタミンDを考慮するのと同時に、1日にどのくらい紫外線(直接間接を問わず)にを浴びるかということも考慮する必要があります。この点を考えると、黄班変性の発症予防や進行抑制を目的に、ビタミンDを摂ることを考えるのであれば、まずやるべきことは、血液検査で確認し、現在のビタミンDの状態を確認することです。すでに眼科で黄班変性の治療をされている方であれば、主治医に相談して血液中ビタミンD(25-OH vitamin D)を検査してもらうことをお勧めします。
カンジダ菌の除菌ハーブ                          栄養医学研究所  2007年8月29日

1、Candicid Forteについて

ハーブを主体としたこのサプリメントは比較的米国でも私と同じNDが患者に勧めるサプリメントの1つでもあります。勿論カンジダ真菌には効果がありますが、注意するべき点は成分配合されているPau D’Arco、オレガノ、Goldenseal Root Extractとシナモンについです。

まずPau D’Arcoは中南米を原産とするいわゆるタヒボ(Taheebo)ですが、非常に強力な抗真菌作用を持っており、この作用を持つ構造成分はlapacholと呼ばれるもので真菌性のイボの治療にも使用されます。しかし、Pau D’Arcoの成分中に含まれるナフソキノン(naphthoquinone)という構造成分は真菌だけでなくウィルス、細菌に対する殺菌作用が強いために、患者の腸内有益細菌をも殺してしまう可能性がありますので、このサプリメントを使用する場合にはアシドフィルス菌、ビフィズス菌、ブルガリス菌などの乳酸菌製剤またはサプリメントを朝夕食の食事30分前に飲ませたほうが安心だと思います。また、抗血液凝固作用も持つハーブですのでこの点も注意してください。

次にオレガノですがこのハーブもまた非常に強力な抗真菌作用を持っており、その構造成分はチモール(thymol )とカルバクロール(carvacrol)というフラボノイドです。オレガノを使用する際に注意する点はアレルギーで、オレガノと同じ属のタイム、バジル、ヒソップ、マージョラム、ミント、セージ、シソにアレルギーを持っている方への使用は避けたほうがいいです。

次にGoldenseal Root Extractですが、このハーブは比較的安全なハーブとして汎用されていますが、成分への耐性を持つことが確認されていますので、継続して3週間以上は使用しないようにし、継続使用する場合には3週間後2週間中止して再度スタートするようにしたほうがいいと思います。また、構造成分のマイナーアルカロイドであるberberine hydrastineが含まれるので高血圧など心循環器疾患を持つ患者、糖尿病、緑内障の患者には使用は避けたほうがいいです。

シナモンは、クマリンが含まれるために抗血液凝固作用を示しますので注意してください。

2、CANDEXについて

Candicid Forte とは異なりCANDEXに含まれる成分は酵素です。やはり抗真菌作用を目的としたサプリメントですが、ハーブの持つ構造成分の作用によって真菌自体を殺してしまうのとは異なり、真菌の細胞膜をセルラーゼなどの酵素によって溶解させ繁殖を抑制することがCANDEXの目的です。したがって、Candicid Forteのように腸内細菌環境に影響を与えることが少ないといえます。

どちらのサプリメントも抗真菌効果はあると言えますが、対象患者と使用時期を考慮して使用することで双方のメリットが引き出せると思います。

カルシウム吸収の盲点!                         栄養医学研究所  2007年2月6日

カルシウムの吸収を考えた場合陥り易い盲点が2つある。カルシウムの吸収 を考えた場合、つまりエレメント(元素)としてのカルシウムの吸収になるわけでり、クエン酸と炭酸にキレートしているエレメントとしてのカルシウムの総量が最初にどれだけあるかということを忘れてはいけない。サプリメントとしてのカルシウムの中ではエレメントとしてのカルシウムが最も多くキレートされているのが炭酸カルシウムで約40%のエレメントとしてのカルシウムが含まれている。一方クエン酸カルシウムでは約21%(出典:Dietary Supplement Fact Sheet Office of Dietary Supplements NIH Clinical Center• National Institutes of Health)で あるため、もともとエレメントとしてのカルシウム総量がことなる。仮に炭酸カルシウムとクエン酸カルシウムを300mg経口摂取させた場合、炭酸カルシウムには約120mgの、クエン酸カルシウムには約60mgのエレメントとしてのカルシウムが含まれていることになり、この時点で2倍の含有量の差が生じているわけである。

2つめは、カルシウムが体内に吸収されるメカニズムには「Active:能動的吸収Transcellular absorption 」と「Passive:受動的吸収Paracellular absorption 」の2つの経路があることである。能動的吸収Transcellular absorption小腸粘膜上皮細胞を経由して吸収され体液と血液に入る経路、受動的吸収Paracellular absorption 空腸と回腸の膜上皮細胞の血管側の側底膜付近の細胞の間を通り吸収される。水溶性ではない炭酸カルシウムもリン酸カルシウムもこの受動的吸収Paracellular absorption のメカニズムによって吸収されるが、水溶性のクエン酸カルシウムは能動的吸収Transcellular absorptionと受動的吸収Paracellular absorption 両方のメカニズムによって体内へ吸収される。

以上のことから、あるエレメントとしてのカルシウム量を吸収させて体内カルシウム濃度をあげるためにはクエン酸カルシウムの場合には、炭酸カルシウムよりも絶対量が必要になりますが、吸収率ではクエン酸カルシウムのほうが吸収効果が高いといえる。

参考文献

·Bronner F: Calcium absorption: A paraadigm for mineral absorption. J Nutrition 128:917- 920,1998.

·Krebs NF: Overview of zinc absorption and excretion in the human gastrointestinal tract. J Nutrition 130:1374S-1377S, 2000.

·Lonnerdal B: Dietary factors influencing zinc absorption. J Nutrition 130:1378S-1385S, 2000.

·Miret S, Simpson RJ, McKie AT: Physiology and molecular biology of iron absorption. Ann Rev Nutr 23:283-301, 2003.

·Wessling-Resnick M: Iron transport. Annu Rev Nutr 20:129-151, 2000.

 

あなたは1日にどのくらいの便を排泄していますか?         栄養医学研究所 2006年10月17日
「我々人間は自分した排便から沢山のことを学ぶことができる」と言ったのは、食物繊維とガンの係わり合いについての研究では世界でも第一人者である英国のDr.Dennis Burkittである。 彼がその研究で報告している興味深い数字があり、中央アフリカに住む民族と英国および米国、カナダで最も一般的な現代食生活をしている成人の食事内容と排便量を調べた。西洋現代食を食べているこれら先進国の人間は1日に平均156gの排便をするのに対して、質素で伝統的な食事では有るが中央アフリカに住む民族は1日に平均455gの排便をすると言うものだ。この研究で対象となった先進国の人間と同様、我々日本人もかつての日本古来の食生活を忘れ、西洋食に慣れてしまったために、恐らくは同様の数字が現われるのではないかと考える。食事の摂取量を考えると明らかに中央アフリカに住む民族よりは我々先進国の人間の摂取量は多いだろう。これは食材にも原因、すなわち繊維質の量にも深くかかわりがあると考えるが、運動量や腸の動きにも大きく影響を受けているとDr.Dennis Burkittは報告している。日本人は欧米人に比べ腸が若干長いと言われているが、消化吸収の過程での腸の運動の頻度は欧米人と日本人に大差があってはならないはずである。一般に、消化分解能力があり、食材にも偏りがない食生活を送っている場合には、1日平均2−3回の腸の動きがある。 さて、あなたは1日にどのくらいの排便量と腸の動きを感じますか? 

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ポリカーボネート容器が糖尿病を誘発する可能性?!
                                        栄養医学研究所 2006年8月22日

2006年7月の「Nutrition & Healing」(以下N&H)紙によると、女性ホルモンエストロゲンに似た作用を示す環境ホルモン物質として1996年ころから話題になってきた、ポリカーボネートを構成する物質である「ビスフェノールA(Bisphenol A)」(以下BPA)が2型糖尿病を引き起こす可能性があると報じた。このBPAについては日本を含む先進国で様々な研究および議論が継続されており、日本でも学校給食の食器や粉ミルクのボトルなどに多く使用されてきたことから厚生労働省や各自治体で指導(東京都のHP)が行われてきた。N&Hにこのコメントを発表したJonathan Wright博士は最近の米国における研究報告を交えて「体重1kgあたり、わずか10マイクログラムのBPAに暴露することによって慢性的な高インスリン血症を引き起こす可能性が高く、結果としてインスリン非依存性の2型糖尿病を引き起こす可能性がある」と報じている。BPAを含むポリカーボネートは一般的なプラスチックよりも強度が高く割れにくいことから食器やサングラスなどにも用いられており、最近では企業の職場だけでなく一般家庭でも使用されるようになったウォーターサーバーのタンクボトルにも使用されている。また、歯科医が虫歯の充填材として使用する「コンポジットレジン」にも含まれている。(歯科技工士のページ)。BPAを使用する企業サイドではBPAの安全性を強く主張しているが(BPA安全性五社研究会のHP)、欧米ではBPAの人体への影響について強い懸念を持っている。N&Hにこのコメントを発表したJonathan Wright博士は「少なくとも2型糖尿病の家族歴を持っている、または40歳以上で空腹時血糖値が高い傾向にある人はBPAについては注意を傾けるべきだ」としている。

 

サプリメントっていつ飲めばいいの? サプリメントの最適な飲み方を覚えましょう!
                                         栄養医学研究所 2006年5月23日

多くの皆さんが疑問に思っているはずの「サプリメントっていつ飲めばいいの?」「どのサプリメントも一律に食後に飲んで効果が期待できるんだろうか?」 サプリメントショップでもドラッグストアでも、果ては医師に聞いても疑問は募るばかりではないですか。 1つには日本の法的な問題があって、食品であるサプリメントはいわゆる「効果」があってはいけないものと定められています。でも、予防医療、未病促進の時代に突入したわが国でも、今後益々サプリメントの需要は高まるばかり。 一体どうすればいいの!? ヒントはサプリメント成分の栄養素の性格や性質を知ることで自分にあった、また生活習慣に合った飲み方があるということです。 さあ、あなたにベストマッチのサプリメントの飲み方は? 詳細はここをクリック

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キレーションが危険なのではなく、キレーションを行う医師が危険!
栄養医学研究所 2006年3月9日

米国のMMWR誌(Morbidity and Mortality Weekly Report)の2006年2月(55:204-207)で、2005年ニューヨークで起きた2人の小児が鉛の排泄のためのキレート療法を受け心配停止で死亡した事件が紹介され波紋を呼んでいる。

Na2-EDTAを用いたキレートは広く鉛中毒や長期間の鉛蓄積による症状の改善のために行われてきた。米国FDA(食品医薬品局)、CDCP(米国疾病予防管理センター)は従来から低カルシウム血症や致命的なテタニーを引き起こす可能性が高いことから、小児にNa2-EDTAを使用することは危険であるとしてその使用を危惧してきた。

以下にテキサス州ヘルスサービス局のDr. R. A. Beauchampによるその経緯を報告する。

最初の事例はテキサスで起こった。血中鉛値は48 g/dLにも至っており急性鉛中毒と診断されたテキサスに住む2歳女児は地元のメディカルセンターに入院し、経口とIVによるキレート療法が進められた。キレートをスタート前の彼女の血清中電解質の値は正常値であった。キレート剤にはCa-EDTAが選択され、フォローのためにDMSAが経口投与された。翌朝午前4時、彼女は誤ってNa2-EDTAを静脈注射され、その1時間後には彼女の血中カルシウムは5.2 mg/dLまで低下した。午前7時5分には呼吸ができないほどの状態になり、塩化カルシウムの連続投与の甲斐もなく彼女は午前8時12分に息をひきとった。

死因は低カルシウム血症に起因する突然の心拍停止として記録された。

第2の事例はペンシルバニア在住の5歳の自閉症男児。彼はクリニックで水銀キレートのためにNa2-EDTAの治療を受けていたが、突然意識を失い死亡した。死因はNa2-EDTAによって引き起こされたび慢性内膜下壊死および急性の大脳低酸素下性であった。

さらに、2003年に起きたオレゴン州在住の53歳女性のケースは、重金属排泄のためのキレート療法でEDTAを使用されたものだ。彼女はEDTAの静脈注射を受けて15分後意識を失い死亡した。死因はやはり低カルシウム血症に起因するもので、心臓の不整脈によるものと報告されている。現在オレゴン州政府関係機関によって、彼女に使用されたEDTAがNa2-EDTAかCa-EDTAであったのかを調査している。

米国FDA(食品医薬品局)、CDCP(米国疾病予防管理センター)は今回のケースを重く見て、少なくとも鉛中毒、水銀排泄の目的でEDTAを使用することは禁止するべきという意見がでている。

IBCMT(International Board of Clinical Metal Toxicology)はヨーロッパを中心に重金属や化学物質の毒性およびその排泄施術方法の教育啓蒙を行っている国際学会で、今回の報告書に対してIBCMTの会長であるPeter J. VanDerSchaar, MD, PhDは以下のコメントを提示している。

「今回の事例は非常に残念なケースであるとともに、実際に治療を担った担当医師がEDTAを用いたキレート療法に対してどれだけの教育を受け、どれほどの知識と経験があったのかが疑問である。商業的な目的も含め、世界的に水銀、鉛など重金属のキレーション療法には非常に関心が高くなっている。加えてアンチエイジング療法の施術としてEDTAなどのキレート剤を用いた治療が話題になり、世界的に様々な組織が立ち上がっていることも事実である。しかし、残念なことに、その多くがあまりにも利益至上主義の基、商業ベースで進められ、実際にキレーションを行う医師に対して十分で的確な、そして正しい教育カリキュラムを整備されている組織があまりにも少ない。したがってこのような組織から派生した医師は、十分な知識と経験をもたないまま治療を行なうことになり、不幸な結果を招くことになる。今回のケースは氷山の1角といってもよく、世界的なアンチエイジングの流れを考えると、今後も未熟、未経験の医師によるこのよな被害は避けられないことが危惧される。十分な教育カリキュラムによってトレーニングされた医師であれば今回のようなケースは未然に防ぐことが可能であり、またキレーション自体は、臨床的にもその効果は立証されているにもかかわらず、このような未熟な医師による医療被害によって行政によって封印されることは悲しいことである。」


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