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T 抗酸化について
第一回目は皆さんもご存知の抗酸化、フリーラジカルについて、最新トピックスを交えてお届します。
T部は3章から構成されていおり数週にわたって展開します。
T-1 抗酸化作用
天然の果実、野菜、及び、穀物類。
これらに含まれる抗酸化物質は、我々の体内において「フリーラジカル」の影響で損傷された組織、細胞を改善させるために有効です。

・抗酸化物質とは、何であり、そして、なぜ、我々はそれらを必要とするのか?
簡単に言うと、自動車を動かすためには燃料を燃やし、また、暖を得るために木を燃す時には、常に毒素が産生されます。ここで言う「燃焼」はエネルギーを得るための行為であることは理解できると思います。我々人間の体内でも同様に、エネルギーを得るために食物を「燃焼」させているのです。
これは、「代謝」と呼ばれ、そして、代謝反応によって作られた毒素は、フリーラジカルと呼ばれます。
これらのフリーラジカルは、それらにエレクトロンが欠けアンバランスな状態であるため、非常に正イオン化を求め、バランスを取ろうとします。そのため、フリーラジカルは体内の正常な組織、細胞の分子からエレクトロンを盗み、バランスを取りますが、これによって正常な組織、細胞は破壊を引き起こします。
一方、植物は、日光の紫外線や放射線からそれらを保護するのに役立つ小さい分子を産出する驚くべき能力を持っています。これらの防御性のある分子は、抗酸化物質と呼ばれ、ビタミン、または、補酵素として知られています。残念ながら人間のような高等動物は、これらの分子を作る能力を失いました。
この植物が持つ抗酸化物質の多数は構造において類似しています。たとえば、 CoenzymeQl0 、リコペン、ビタミン K 、β‐カロチンは、炭素、及び、水素分子で作られた同様の構造を持っています。個々の植物が持つわずかな構造の違いは、色や臭いの違う完全に異なる抗酸化物質として表されます。
長い間、科学者は、これらの抗酸化物質が独立して働くと考えました。現在では抗酸化物質同志の相乗作用であることがわかっています。たとえば、ビタミン Eによって、細胞膜内の過酸化脂質のようなフリーラジカルを抗酸化(無力化)する場合、まずビタミン E それ自体がフリーラジカルによってエレクトロン(e)を奪い取られる形でフリーラジカルを抗酸化させます。次ぎにこのeを失ったビタミンEは、eを失っていない他の分子からeを与えらバランスを取ります。
通常、このようにビタミン E 分子のバランスを取るためには、ビタミン C のような他の抗酸化物質でなければなりません。    しかし、現在までにわかっている抗酸化物質の内容はわずかであり、数百にもおよぶ抗酸化物質分子が、そのようにして我々の体内で働くかを理解することに、長い時を要するかもしれません。

・相乗作用とは、何ですか ?
1つの抗酸化物質の欠損が、ある疾患を惹起する危険率を増大させるのと同時に、複数の抗酸化物質の欠損があるとき、その危険率は増大します。これが抗酸化物質の相乗作用によるもので、欠損している1つの抗酸化物質だけでは相乗作用による抗酸化効果が臨めないということです。
抗酸化物質間のこの相乗作用は、多くの科学者をビタミンに抗酸化効果があるかどうかを討論するよう導きました。
例えば、ホウレンソウ、及び、コラードの若葉を食べることによって、年齢に伴う細胞の老化(AMD)の危険率を下げることが可能ですが、ビタミン E またはビタミンCを摂取してもAMDの危険率を著しくは下げません。この原因は、単にビタミンEやCだけでなく、植物が持つ数百もの分子によるものであることは想像できると思います。
したがって、その抗酸化物質が相乗作用によって共に機能するのかを正確に理解することは、膨大なテーマであると言えます。結局のところ、安全な方法は、「天然の産物」を摂取することです。全ての植物は、自らを保護するための相乗作用を持っています。
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T-2 抗酸化作用と老化、運動
・老化に伴い人間の体はどうのように変化するのか? また、老化を送らせることは可能か?
現在の老化理論では、我々の体内でフリーラジカルによるダメージを減少させることが老化プロセスを減速するためのキーであるといわれています。
UCB(カリフォルニア大学バークレー校)のエイムス博士は、幅広くフリーラジカルと疾患を研究し、そして、彼の意見では、全ての老化性の病気は、フリーラジカルによるダメージであると結論づけました。
フリーラジカルによるダメージは、 DNA 、蛋白質、及び、脂質に莫大な被害を引き起こします。
エイムス博士は、フリーラジカルによるダメージは、放射線によるものと同じくらいのダメージがあり、老化、そして、癌、循環器疾患、免疫システム低下、脳機能障害、及び、白内障のような老化に伴う病気の主要原因であると言います。
このダメージに対する抗酸化作用は、アスコルビン酸. トコフェロール、及び、カルテノイドによるものを含みます。果実、及び、野菜は、アスコルビン酸 、トコフェロール及び、カルテノイドの主要な源です。
果実、及び、野菜が少ない食事は、様々な癌の危険を2倍にし、更に、心臓病、及び、白内障の危険を著しく増大させます。
少し前のニューヨークポストに、米国人のわずか9%しか、1日あたりに推奨されている5種類の果物、及び、野菜を食べていないという記事が掲載されました。さらに、この記事では、現代の大規模無機農業で栽培され、殺菌処理剤につけられ市場に出回ってくる野菜や果物に、はたしてどれほどのビタミン・ミネラルなどの栄養素が含まれているのかも疑問であると結ばれています。
そこで、通常の野菜や果物では摂取できない栄養素をサプリメントで摂取する習慣が根付いてきているのです。

・アスリート(競技者)の場合はか?
あなたがアスリートであるならば、エネルギー獲得のため、更に高いレベルの代謝の燃料が必要となります。そういうわけで、クーパー博士 ( Kenneth H. Cooper 博士 「Antioxidant Revolution 」の著者であり、タームエアロビックスの創設者 ) は、抗酸化物質の重要性に関するアスリートを教育するための活動を行っています。
何故有酸素運動に適した体を持つアスリートが関節炎や癌などの老化性疾患に陥りやすいのか? それは、彼等アスリートがフリーラジカルを排除させるために十分な野菜や果実を摂取していなかったことが原因であると考えられます。
おそらくアスリートは、フリーラジカル排除のために、かなり多量の果実、及び、野菜を消費することが必要です。
だれでもが果実、及び、野菜の摂取を増加するための1つの方法としては、サプリメントを飲むことで、簡単に摂取可能です。
セレン、クロム、マグネシウム、カルシウム等のような天然の微量ミネラルもまた、体内の組織や細胞が抗酸化物質を吸収するのを助けるのに役立つ食物酵素の活性に必要な物質です。
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T-3 抗酸化作用と食物の摂取方法
・十分な果物、及び、野菜を食べることによってどうなるのでしょうか?
先にエイムス博士が述べているように、米国人のわずか9%が正しい食生活を送っているのが現実です。我々が警示として受け取らねばならないことは、少数の人達のみが正しい食生活による抗酸化物質の摂取によって老化性疾患の危険から逃れる恩恵を十二分に受けているということです。しかし、重要なのは、残念ながら現代の食材にはフリーラジカルを軽減させるに足りる野菜や果物が乏しいということです。
健康な生活を送るためにはサプリメント(栄養補助食品)が必要であるということです。
少し前の研究発表で、Micozziと彼の共同研究者らは、血漿中カルテノイドの摂取効果の検討を行っています。
この研究の被験者は、1 日当たりニンジン272g ( 約4本のニンジン ) 、または、ブロッコリー300gを食べました。結論としては、抗酸化作用が高いと言われているこれらの野菜を単独で食べても、老化性疾患の危険率を下げるために十分な効果は得られませんでした。

・ジュースによる摂取では効果があるのでしょうか?
抗酸化作用の高い野菜や果実をジュースによって摂取することによって、あるていどの血漿中抗酸化レベルを高める効果があると考えられます。しかし、砂糖などの甘味料を混ぜないことが重要です。
いろいろな研究によって、そのの認識が高まっているにもかかわらず、大部分の人々は、十分な果物、及び、野菜をまだ食べません。この理由の1つには、あまりにも多忙な現代の生活習慣によるものです。同様に、毎日多種多様な新鮮な果実、及び、野菜を買い、準備をすることは、多くの時間がかかり、そして、かなり高価になり得ます。
また、多くの人は、単純に生のキャベツ、芽キャベツ、及び、ブロッコリーが好きではないということでしょう。
無論、多種多様な新鮮な生の果物、及び、野菜を実際に食べることが最良の方法ですが、忙しくて時間がない、または生の生の果物、及び、野菜が嫌いであるというならば、ドライ加工されたパウダー状の栄養補助食品は、便利に、安く、そして、効果的に抗酸化作用を持つ生の果物、及び、野菜の代わりとなるでしょう。
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T-4 天然と合成食物
100%天然食物と合成食物
製造上の問題に関係なく、我々の体内が化学合成で作られたビタミン、及び、ミネラルを識別し、それらが体内で効果的に同化吸収されることは、生物学的に不可能です !

・生物学的有効性とは何か ?
生物学的有効性とは、食物のための新しい専門語です。
食物を口にするとき、どのくらいの抗酸化物質がその中に入っていて、その抗酸化物質が血清中に溶けこみ、体内のフリーラジカルからあなたの細胞を保護してくれる効果が問題となりますが、この効果、有効性が問題となります。
最近の研究で、人が果実、野菜、及び、穀物を食べることで血漿中のビタミン E 、β―カロチン、また、レチノール、リコペン、ゼンチン、ルチン、及び、α―カロチンのようなカロチノイドが増加することが論証されました。これらの結果は、 Current Therapeutic Research で公表されました。

・抗酸化物質レベルと加齢性の疾患との間には何か関係がありますか? また、どのように果実や野菜を食べれば効果的でしょうか?
冠状動脈の心臓病、及び、癌のリスクを軽減させるためには、血清中に相当量の抗酸化物質が必要となります。(テーブル 1を参照)
生物学的有効性の研究で参加してもらった被験者は、平均的な健康人でしたが、彼等の体内抗酸化物質レベルは、冠状動脈の心臓病、及び、癌のリスクを軽減させるものとしては非常に低いことがわかっています。
実験開始から28日後に、被験者の抗酸化物質レベルは、最小の危険レベルを超えてしまいました。

テーブル 1
血漿中抗酸化物質レベルが高い場合の癌及び冠状動脈心臓病 ( CHD ) の最小リスクを検討した研究結果、及び、栄養補助剤を摂取後28日の比較

抗酸化物質 CHD 、及び、癌のリスクを減少させるために、必要とされる血清中抗酸化物質の最低量(1mg/lあたり) 栄養補給前の血清中抗酸化物質レベル(1mg/lあたり) 栄養補給後の血清中抗酸化物質レベル(1mg/lあたり)
β―カロチン 0.22 0.07 0.427
α―カロチン 0.27 0.11 0.506
α―トコフェロール
(ビタミンE)
12.90 8.86 13.990

この研究は、β―カロチン量の推移が、他のカロチノイドとほぼ同じである点で非常に興味ある研究といえます。
一方、β―カロチンのみが補われたケースでは、β―カロチン量は他のカルテノイドと同様に増加している場合と、リコピンとルチンの量がいくらか減少しました。
リコペン、及び、ルチンは、重要な抗酸化物質であると同時に、β―カロチンと共に補うことで、抗酸化物質をを減少させてしまいます。
いくつかの研究によって、多くの科学者がβ―カロチンを単独で摂取することは、体に良い影響を与えないとしています。
もし五万とある抗酸化物質、例えばピクノジェノールやCoQ10が、上記研究と同様の巌格さによって検討されたならば、同様の結果が得られるのもと考えられます。
American Medical Review(米国の医学雑誌)によって追加公表された2つの「生物学的有効性」によると、全ての食物果実、そして、野菜を食べることで多くの健康的な利益の恩恵にあずかることが可能であるというものですが、無農薬、有機農法で作られ、一切の殺菌にために化学合成物質を浴びていないことを前提としています。つまり、実質的にはこれらの食材をサプリメント以外で摂取することにはかなり無理があると言わざるをえません。
多種の果実、野菜、及び、穀類を原材料として、温度管理など、厳しく管理された製造工程を経て製造された製品は、良質のパウダー状にまで加工できます。
この工程によって、素材の大部分の栄養を完全な状態に保つことができます。
検査分析によると、2種類の野菜と穀類を混合したカプセル、そして、 2種類の果実を混合したカプセルには、オレンジ4個分のビタミンC、3本の未加工ニンジンに含まれるのと同じβ‐カロチン、そして未加工のホウレンソウやブロッコリーに含まれる以上のビタミンEが含まれるていることがわかりました。
カリフォルニアにおけるこの実験は、18-55歳の健全な男女で行なわれ、彼等には28日間、朝食に2種類の果実のカプセルと、夕食には2種類の野菜、及び、穀類のカプセルを食事と一緒に服用してもらいました。この実験にさきがけて、実験開始の4日前に採血を行い、実験開始後は7・14・28日目に再度採血を行い、血液中の抗酸化物質レベルを分析しました。
分析結果では、血漿中のα―トコフェロール ( ビタミン E ) の著しい、そして、一貫した増加、そして、血漿中のβ―カロチン、及び、リコペン、ゼンチン、ルチンやα―カロチンのようなカロチノイド関連物質が有意に増加しました。ビタミンE、β―カロチン、及び、カルチノイド関連物質は、体内の抗酸化物質防衛機構の重要な成分です。
多くの研究によって、慢性的な、そして、加齢性疾患のリスクを低減させることと、血漿中の高い抗酸化レベルが有意に相関することがわかってきました。

・カリフォルニアにおける研究の結論
前段の研究結果から、継続的に長期間、ビタミン類をサプリメントカプセルで摂取することが、抗酸化効果があることが明らかになりました。日常的にサプリメントによる高レベルの抗酸化状態を継続することは、加齢性疾患のリスクを低減させるために非常に有効であるといえます。
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